あぁ続けていれば!

吉村のぶき才能ゼロでも1億円!!
志産3704↑の吉村のぶきです。

神田のスタバにて。

 

コツコツ続けてきたのに、やめてしまって後悔したことってないですか?

国立の外大に行きたくて一生懸命に勉強した英語。

高三の春時点で偏差値43。
先生からは無謀と言われたところからのスタート。

くっそーと猛勉強したおかげで、秋には偏差値65を超え合格も視野に。

しかし、センター試験の直前に交通事故に巻き込まれてしまったんです。

Uターン禁止の道路にもかかわらず、路肩に停車中の車が急発進してUターン。
そこに原付で突っ込みました。
飛ばされて車のサイドガラスに背中から突っ込み窓は割れてぐしゃぐしゃに。

状況からするとよく生きていたもんです。
冬だったので厚手のジャンパーを着ていたこともラッキーでした。

ただ、擦り傷のほか、ひどい打撲とムチウチによる吐き気でセンター試験どころではありませんでした。

結局、もうどこの大学でもいいやと関西で一番試験日程の早かった私大を受験。

第一志望でなかったので大学にはほとんど行かず英語とも無縁に。

海外に住むようになって、そのまま継続して英語を続けていたら良かったなあと思うことが度々。
今になって取り戻すのに余計な時間もお金も必要になっています。

継続は力なりです。

複利のパワーを利用した投資も同じです。
途中でやめてしまうとなかなか取り戻すことができません。

ここ何年か日本からも資産フライトと言われる海外への投資が増えています。
日本経済の将来を不安に思ったり、より有利な利回りを求めてといった理由からです。

なかでも簡単に始められる投資信託や投資信託型の年金積立保険が人気です。

こうした商品を日本で会員向けに紹介していたアブラハム・プライベートバンク社

(以下アブラハム社)に行政処分勧告がなされました。

アブラハム社がやっていた投資の助言行為が許されている範囲を超えているんじゃないかというものです。
違法行為をしていたかどうかははともかく、関連会社を通して3000人近くの会員が海外の金融商品を購入しているそうですよ。

中には勧告内容を読んでもよくわからず、不安に思いパニクった会員から解約が殺到しているかもしれません。

今回、販売された海外の投資商品は、決して怪しいものではありません。
それぞれ海外の政府の認可を受けた金融機関が販売している商品です。

利回りに関する誇大広告があったとも指摘されていますが、実際に海外には日本の低金利や分配型の投資信託などと比べると優れたものがあります。

決して詐欺商材を買わされたわけではありません。

海外=怪しい

身近でないことは怪しいと考える日本人も多い中で、積極的に情報をとり行動したことに自信を持ってほしいと思います。

複利の投資信託型の商品は長期投資が基本。
長期投資を促すために契約してから短期間での解約はお金が戻って来なかったり、解約控除があるのが基本ですから、個人的には解約はもったいないなあと思います。

アブラハム社の関連会社からの購入者に限らず、IFA(保険代理店のようなもの)に不安がある場合は、解約ではなくIFAを変更するという方法もあります。

語学に不安のある人は日本人スタッフのいるIFAを通せば、金融機関とのコミュニケーションもスムースです。
また自分が語学ができても万が一があった場合には家族が困るのでやはり日本語のできるスタッフがいるところが安心です。

今回の報道で早まって解約して、後から「あぁ続けておけば良かった。」とならないといいんですが。

解約するにしても海外で長期的な資産形成をする考えは間違っていないですし、他にももっといい商品があるので探すといいと思います。

そして「海外投資は危ないよ。一度やってみたんだけど騙されて、」という、勘違い体験談を話す人が増えないことを願ってます。